① 不 妊 症(35歳・女性)


なりた安心堂薬局 不妊症 子宝 漢方体験

 今年35歳になるKさんは、県内でご主人と農業を営んでおります。結婚して今年で6年になります。結婚1年目に女児を出産しました。その後2年目、3年目と2回ほどは妊娠しましたが、残念ながら、いずれも2~3ヵ月目で流産してしまいました。

 

 Kさんはサラリーマンの家庭に育ち、お見合いで大農家へ嫁ぎました。結婚当初から生活環境の違いに戸惑い、精神的にもかなりご苦労なされたそうです。義理の両親はおろか、近頃ではご主人との関係までもぎくしゃくし、見えないストレスが2度の流産の原因だったのかもしれないと、ご本人はつぶやきます。

 

 Kさんは「 第2子は、是非男の子を 」と思っています。ご両親も農家の後継ぎとして、当然ながら男児を切望しています。しかしこの2~3年、毎月の生理が来る度に、がっくりと気持ちが塞ぎ、家族の期待に添えない自分に、苛立ちを隠せずにおりました。

① 漢 方 薬


 PMS及び生理痛の改善に、Kさんには早速、芎帰調血飲第一加減 と 逍遥散 という漢方薬を服用頂きました。服用を始め1~2ヵ月すると、体と一緒に気分までも軽くなり、日常の些細な出来事では、気持ちも凹まなくなってきたと言います。

 

 その後、少しゆったりした気持ちで体質改善に努め、服薬8か月後、とうとう待望の妊娠が分かりました。今回はつわりも含め、妊娠初期から特別なトラブルもなく、現在5か月目の安定期に入り、妊娠中の貧血防止や安胎も兼ね、婦宝当帰膠他、漢方薬をしっかり継続頂いております。

 

 Kさんご自身、年齢や体力を少々気にしながらも、この先の自然分娩と、産後の完全母乳を強く希望しております。ともあれ、漢方で女性力の源とされる「血(けつ)」をしっかりと養い続け、まずは無事のご出産を心より祈るばかりです。

なりた安心堂薬局 安産祈願 絵馬 漢方体験

② 反 復 流 産 を乗り越え(39才・女性)


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 県内で看護師をしている女性の子宝相談です。第2子を希望するも、流産癖がついており、なりた安心堂へは約1年前、ご家族の紹介で訪れました。

 もともと冷え症で生理の量も少ない上、鎮痛剤を服用歴もあります。第1子を出産後、約2年の間、第2子の妊娠確認が二度程ありましたが、いずれも6週~7週の妊娠初期で、稽留流産となってしまいました。

② 漢 方 薬


 病院の婦人科には定期的に通院し、血を補う一般的な漢方薬は、既に処方されていました。本人曰く、体調はまずまずよかったのですが、一向に妊娠の気配はなかったようです。 

 仕事柄、生活リズムも不規則で、ストレスも多く、まずは気(き)と血(けつ)の巡りを促す 折衝飲 と 女神散 の2処方を半量ずつ服用頂きました。

 

 服用開始1、2ヶ月頃から、徐々に月経量も増え始め、PMSや生理前の痛みが、ずいぶん改善されてきたといいます。その後、服用7か月目で妊娠判定が陽性となりました。

 この時点で、一旦巡りの漢方薬は、ひとまずお休み頂き、流産防止と安胎を促す婦宝当帰膠に切り替えました。

 

 仕事に家事に、子育てと、大変お忙しい中でも、ご家族の協力も頂き、「温活」中心の生活にシフトし、結果自然妊娠に至りました。

 流産の兆候もなく、現在6ヶ月が過ぎ、ご家族と共に大変喜ばれております。出産前に40歳を迎えますが、自然分娩と、完全母乳を目指し、現在も漢方養生を日々実践中です。

 

 同じ悩みを抱える、昔の職場のご友人を、先日お1人ご紹介頂きました。

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