電気量販店に勤務するFさんは、口臭と舌の違和感を訴え、今年春ご家族の紹介で来店されました。
転職先の新しい職場環境に今ひとつ馴染めず、人間関係や日々の営業ノルマなど、ストレスも多いようです。家族を養う為と、夜間の副業までもこなし、無理を重ねて現在に至ります。
ご本人曰く、口臭と舌のザラつき感は、常に気になりますが、夕方~夜間の特に疲れを感じた時に、臭いが増すそうです。
その他、時々口の粘りや苦味も感じ、これらは寝不足や前の晩に脂っこい食事をした翌朝等に悪化することが多いようです。
口臭の原因となる漢方の「熱」体質を改め、またストレス発散を手助けする目的で、甘露飲(かんろいん)と牛黄清心元(ごおうせいしんがん)を併用頂きました。
加えて食生活を野菜や穀物中心に、また週末を中心に睡眠時間を可能な限り確保して頂きました。
漢方開始から2ヵ月が過ぎる頃、口臭や舌のザラザラ感も次第に薄れてきました。
まだ日によって口腔内の違和感は残るものの、最近ではマスクをしたり、ガムや口臭除去剤に頼る機会も、格段に減ったと言います。
また、出勤前の服用で、不思議と接客時の緊張も解け、相手の様子にあまり神経質にならずに済むとのことです。
プレッシャーと上手に向き合いながら、夢に向かって営業成績を着実に伸ばしてゆきたいと意気込んでいました。