現代医学では診察の際、検査数値などをもとに病名をつけ治療を行います。一方、漢方は病気だけでなく、個人の体質や生活習慣なども考慮し、不調の原因を総合的に判断します。
実際には、暑がり寒がり、やせ型・肥満型(胃腸が丈夫か否か)など、様々な物差しを用いて「証」を見極め、より適した漢方薬を決定します。
人それぞれの『体の癖』を把握できれば、漢方薬と併せ食事など体質に合った養生法も実践でき、治療の効率がぐんと高まります。
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